★2014年2月15日の90センチを越える大雪は、3月になって道路は融けましたが、庭の雪は花壇に積み上げましたので、3月になって雪が融けてきましたら、大切な薔薇が雪の重みで、根元から折れてしまったものもあり、胸が痛みます。美しい薔薇たちがもたらしてくれた喜びを忘れないように、夏の写真を加えました。
★詩を書く、詩を読むという仕事のほかに、ドライフラワーアレンジメントの作品を制作しています。『森のくらし』の作品の一部分を公開します。
薔薇を中心とした草花によるドライフラワーの額装のほかに、
冬は自然の中で採集した木の実を用いて作品を制作しています。先ずは信州のミドリの自然をご紹介します。
松本市立美術館・中庭からの入り口
松本市立美術館正面玄関の受付の前
これは、小島きみ子が創作する「カントリーライフスタイル」の一部分です。
*楓の種子が地面に落ちると翌春には芽吹きます。
これを鉢植えにうすると、小さな楓の森ができます。
*家庭菜園のイタリアンパセリ・甘長南蛮緑・赤、(京都万願寺唐辛子の系統)・バジル
*左は、3ヶ月くらい乾燥させたところです。青いものと赤いものを収穫して乾燥させています。
ミニトマトのグランベリ。トマトが熟す過程は、花がさくように楽しい。
*トマト3種類:桃太郎・イエローミミ・ミニトマト千果(チカ)。苺のような形のグランベリ・トマト。
★夏の薔薇。
ショッキングピンクの美しい薔薇。★レオナルド・ダ・ヴィンチ。
6月にもっとも美しい薔薇が咲きます。
咲き始めのころ。
花芽がびっしりとついて、花の光が燈るように咲き競います。
満開の状態。2週間ぐらいこの状態で咲き続けます。
★薔薇のドライフラワーのアレンジの様子。
写真はだんだん追加していきます。★大輪の 黒真珠
ミニ薔薇の黄薔薇ですが、しっかりと咲きます。
強い花びらでドライフラワーにしても零れていきません。
希望の光のような、黄薔薇です。
ミニ薔薇の白薔薇。
レンゲ。
とても美しい白薔薇のアイスバーグ。
花を摘んで乾燥させます。
六月の薔薇。
六月の薔薇は花弁もつややかで見事な薔薇です。
*ピンクの薔薇、レオナルド・ダ・ヴィンチの花びらを使った薔薇の額。
薔薇のポプリサシェ。
*ピンクのハートのなかの紅薔薇ポプリ
*ブルーのハートのなかのセンニチコウドライフラワー
*十月の薔薇。
左: 秋薔薇は少し小さくなりますが、色彩は六月の薔薇に劣りません。
右: 黒真珠と白薔薇のアイスバーグ
★左:秋薔薇の黒真珠のドライフラワーによる額装。
額は、1号の大きさ。
★右:ブーゲンビリアブライダルピンクと薔薇リーフ。
ドライフラワーにして、リースの中に入れていきます。
*ノリウツギと薔薇のリース。チガヤも入れてあります。
このリースでは、野茨の実もたくさん使っています。 こんな感じです。
*ノリウツギライムライトとヘクソカズラのリース
*薔薇とセンニチコウの額
「恋する二人のハートはチアノーゼだった」
木の実とヒバ。丸いのは橡の実です。殻がついています。
薔薇は黄薔薇を白薔薇を入れてあります。
センニチコウのリース。
黒真珠の大きさがわかると思います。
薔薇は乾燥するとこの10分の1くらいの大きさになります。
ノリウツギライムライトのリース。
それでは、美しい樹木のミドリです。
美しい白樺の樹皮。
赤松も美しい朱色の幹。
*晩秋の銀杏の並木
橡(トチ:マロニエ)の実 ドイツトウヒ・アカマツ・橡の実の壁掛け
背の高い橡の木 木の実はシマリスが運んで行くので、地面に落ちたものを拾ってきます。
地面には殻だけが残っています。
芝生に映るミドリの樹木の陰。
蔭は、見えていない言葉へと意識を誘う。
美しいミドリが90センチの雪に覆われた2014年2月15日でした。
それから1週間、雪の女王と暮らした。
『冬の物語』のはじまり。
「森の小箱」:橡の実・ホオズキスケルトン・センニチコウ・ヘクソカズラの実。
★2月のオブジェ。
ヒバのツリーは、京谷裕彰さんの詩とのコラボレーションのための作品。
野兎と木の実のバスケット
2月のミニバラ
4つの仕切りのなかの薔薇と薔薇のポプリ。
1つはダ・ヴインチ。薔薇の花びらポプリは黒真珠とミニ薔薇。
*ラオナルド・ダ・ヴィンチは花びらの多いショッキングピンクの薔薇です。
* ダ・ヴィンチと黒真珠のポプリとサシェ
サシェは綿レースを手縫いしてあります。
*薔薇とタイムを主体としたポプリサシェ。
爽やかな香りで枕元に置くと良く眠れます。
白いレースは、大阪の森田洋子先生のサシェに、小島きみ子のポプリを入れています。
白い綿レース、紫の布サシェは小島きみ子。
*右下。ポプリサシェ。
上の箱入りのものです。
自転車のオブジェは、センニチコウとノリウツギライムライトのドライフラワー花束。
*センニチコウのseed . 白くなっているところが、seedです。
*センニチコウとホオズキのスケルトンのオブジェ。
*ハートの箱のセンニチコウと秋の薄紅色に変化したノリウツギライムライト
橡の実、赤松の実を、採取したのち、煮沸して1週間乾燥させます。とても美しい仕上がりとなります。
「森のオブジェ」:アカマツ・野葡萄・チガヤ・クロマツ・ドイツトウヒ・シロヤマブキの種子・ヘクソカズラ・クレストドライリーフ
「森の木の実の壁掛け」:上の写真の全体像。木製の箱入りで壁に吊るせます。
「アジサイの枝を台座にした壁掛け」:アジサイの枝・ヒバの枝・ヘクソカズラ・薔薇ドライフラワー・赤唐辛子
* この壁掛けで使用しているアジサイの枝。
*「白い台座の上の薔薇ドライリーフ」
職場でのお別れの薔薇の花束でした。薔薇の花は散ってしましたが、葉っぱは深い色彩で残り ました。
★2013年最後の秋薔薇をドライフラワーにして薔薇の小箱の思い出にします。
*上の秋薔薇のドライフラワー
*2013年12月の冬薔薇。
*「薔薇サシェ」。「木の実のオブジェ」
*「木の実のリース」:ドイツトウヒ・アカマツ・ヘクソカズラ・センニチコウ・チ
ガヤ。
★2014年11月の作品展へ向けて、準備中です。
展示会場は市内のカフェ&ギャラリー「パンの花」です。
春・夏・秋の信州の自然の暮らしとドライフラワーアレンジメントの楽しさをお伝えしたいと考えてい ます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
★素敵なことは、もう始まっている。
*美しい白鳥の皇女が来てくれた冬でした。
春とともに、北国へ帰っていきます。
★3月のハウス栽培のカーネーションです。
美しい発色です。
これから信州の春が始まります。