完成してゆく5種類の薔薇の香り。ハーブも葉っぱに触れると、香りが際立ちますが、ポプリが乾燥によって花の色を失わずに香りを保つには、温度と乾燥ですが、愛情をもって触れることではないか、、、と思います。いい香りは、「いい香りね」と、囁いてあげると良い香りのポプリに仕上がっていきます。今年は、6月前半が乾燥していて、後半は雨降りですが、50個ほどの薔薇によるポプリが完成へ向かっています。それは、1篇の詩へと向かう「薔薇熱」でもあります。
「詩作品は、多様きわまりない事物の断片のようなものとならざるをえない。せいぜい真のポエジーが、全体として寓意的な意味をもち、音楽などのように間接的な作用をおよぼしうるだけである。それゆえ、自然は純粋に詩的なのだ―魔術師や―自然学者の部屋―子供部屋―物置―食料貯蔵室もそうである。(ノヴァーリス)」
6月の薔薇は、標高700mの高地であることが、湿気が少なく朝夕の温度のあることも、花の発色と香りを作っていると思います。まさに、自然のおかげです。
6月の薔薇
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