天使が吹く花の喇叭は、
天使にしか吹けない、
花の香りと、
花の言葉の音色。
そんな、天使の黄色の、
水仙が呼ぶので、
ムスカリのようなブルーの靴を履いて。
花柄の服を着て出かけよう。
「黄水仙が呼ぶので、」
「ムスカリと同じ色の靴を履いて、」
土曜日のポストに嬉しい葉書が届いていました。
喇叭水仙の部屋で、
希望の光を受け止める。
おつかれさまでした。
ありがとう。
花は、喜びと苦しみの谷に咲いている。
私たちはお互いを見詰めかえす。
「喜びと苦しみの谷に咲く花」
春の光は憂いを秘めていて、空は菫色。
ビオラの微笑みの花束が一週間の疲労の上を静かに過ぎていきます。
「菫色の微笑みに出逢う日に、」
ジャスミンの香りに癒されて、ポプリを作る。
これだけの分量でも部屋は甘く香っています。
「ジャスミンの練り香水をつけて出かける日に、」
新しいドライフラワーの材料が完成しました。
薔薇2種類、花かんざし、アルストロメリア、桜草、ビオラ。
「ドライフラワーの花の香り、リーフの香りに包まれる瞬間」
この材料を用いて、額にいれてみましたが、花が不足気味なので、
センニチコウともう一種類の薔薇を加えました。
ポプリの薔薇を使用しているので、
とてもいい香りのする額です。
「薔薇の香りと花簪の香りが混じる白い額」
透明な瓶に挿した黄水仙と、
新しい春の花の額。
オレンジ色の薔薇をドライフラワーにするとピンクになりました。
「薔薇色の幾層ものため息が金色の実から零れるとき、
私たちは、きっと僕たちに変身を遂げるだろう、
そんな詩的な鳥の羽毛がリーフに絡まっていた」
花の声が幾重にも響く午後。
それは、光が声となる日。
あるいは、黄色という色彩が、交響するとき。
美しい緑の蕾。
開いた花の黄色が
華やかなのは、
蕾のときの緑の筋が
花びらに幽かに
残っているから。
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