このブログで既に公開した、ドライフラワーアレンジメントの作品も更に乾燥が進んで、ほぼ完成に向かっております。改めて、作品を公開しますので、花の変化を楽しんでいただけたら嬉しいです。
シダレザクラも葉桜になって花の色も白くなってきました。
自然のうつろいを感じさせますが、これも好きです。
②水仙とビオラ。
乾燥状態が進んで、ビオラが中央に纏まりました。
菱形のフレームで吊り下げて飾ります。
『花の光②』
⑥レオナルド・ダ・ヴィンチによるドライフラワー。
『薔薇の時間』
『薔薇の時間』
マロニエの過去の時間と春に芽生えた花の新しい時間。
二つの時間が同じフレーム(形式)の中に存在する。その緊張は美しい。
これを見ていると、秋に熟すものは、過去の成果として現在に見えている。
見えないものというのは、実は現在の時間そのものの「形式」ではないか。
未来というのは、これからやってくるのではなくて、
すでに遭ったもののような気がする。「あなた」も、
過去に出遭ったから、こんなに懐かしく慕わしいのではないか。
「我々の内部には、ある種の詩(Dichtungen)が存在する。これは他の詩とは全く異なる性格を有するように見えるが、それというのもこの詩には必然性の感情が伴うものの、そのための外的な根拠は全くないからである。ノヴァーリス 『断章と研究』」
花や木の実に出遭った時間は、過去の時間ですが、未来に通じている。この時間は表すことができて、意外にも、すでに遭遇していた時間。ただ、気づかずにいて、目に見える作品を制作して見ると、目に見えない時間と生命の変化が、在るということを通して見えてくるように思う。
見えるということが、目を閉じたときに見えてくるとき、「表現」されたのだと思う。フラワーデザインによるオブジェであっても、写真であっても、言葉であっても。そこに感じ取った「感情の現われ」が存在していて、あなたに伝えることができたら、ただ単純に嬉しいと思う。
今年、初めて作ったハゴロモジャスミンとスミレのポプリ。
甘い香り。
ハゴロモジャスミンと黄水仙のポプリ。
ムスカリの群生。
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