小島きみ子のフラワーアートの制作に伴って、勅使河原冬美さんが現代詩を創作します。お楽しみくださいませ。twitterとFacebookで告知していきますので、お立寄りください。作品はすべて「花と詩」を一対で制作していきます。今回は、詩文はフォトフレーム額になります。
2月のカーネーション
やさしい花のスピリットをお受け取りください。
朝の光を浴びる清清しい春の香りのカーネーションスプレーです。
「花の精霊の光と影」
「ブルーの意識の中の春の予感」
「春の予感(Spray)」
森の贈り物。
美しいヒマラヤスギのCedar Roseです。
★勅使河原冬美さんの詩は、「花」の作品に沿わせて2通りの連作バージョンです。
いずれも、作者に著作権があります。『花と詩』は1対になっています。
詩のフレーズとCedar Roseがリズミカルに飛び交います。
勅使河原冬美さんの詩文は、フォトフレーム額になります。
ご注文によって制作します。
★作品はそれぞれの作者に著作権がありますので、留意ください。無断転載は禁じます。
2月の詩作品1.勅使河原冬美
作品 1-1
トタン屋根を滑り出した途端に村の草むらへ。
白い波止場が見えた。微風の匂いは今、朝を演じている。
あのパン屋の窓から見える絵本の挿し絵みたく…
★白い箱の中で、Cedar Roseは、薔薇のクッキーみたいに並んでいます。
マツボックリは白いフォトフレームに入れてそれをさらに、白い箱に入れてあります。
1.「白い和紙と白い箱の中のCedar Roseの微笑み」
2.「白い箱のなかの金色の薔薇は春の森を夢見ている」
1-2 勅使河原冬美
(トタン屋根を滑り出した(途端に(村の草むらへ。
(白い波止場が見えた。
(微風の匂いは(今、
(朝を演じている。
(あのパン屋の窓から見える
(絵本の挿し絵みたく…
3.「黒い箱のなかの春の気配」
トタン屋根を滑り出した途端に
村の草むらへ。
白い波止場が見えた。
微風の匂いは
今、
朝を演じている。
あのパン屋の窓から
見える絵本
の挿し絵みたく…
4.「トタン屋根を滑り出したマツボックリの笑い声が輝く」
詩篇もフォトフレームの額装になります。3個で1対となります。
並べるとこんな感じになります。
勅使河原冬美の詩
2月の作品2.
2.幸福の小さな花束
マグリットはご存じだろう水色の結納。
白い爪は幸せな痕を。
頁をめくれば知らぬ間に真っ昼間。
風に含まれた豊富な栄養素はご存じだろう?
5.「幸福の小さな花束」
「幸福の小さな花束」
真ん中の額に詩篇で巻いたセンニチコウの花が入っています。
詩篇はこのように詩片になっています。
連作「幸福の小さな花束」
注釈:「シロツメクサの首飾りと四葉のクローバー」
*精霊のアイテムその1.
★2015年2月1日(日曜日)のきょうは、悲痛なニュースが流れました。黙祷したいと思います。
Blue:
「小さなブルーの喜び」がやってくるといい。
懐かしむという心。
未来を夢見るという心。
なんでもない、ひそやかなものに心をとめる。
そんな心を思い出すといい。
人の悲しみや、苦しみにより添うこと。
そんな小さな、
「ブルーの喜び」がやってくるといい。
「千のBlue」ムスカリ。日本スミレ。パンジー。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。