2015年8月11日火曜日

夏の思いで

 信州佐久高原も8月1日から3日まで、35度をこえる猛暑日が続きました。8月8日の立秋を過ぎてから気温が下がって32度くらいとなりました。朝夕は涼しい風も吹くようになりました。日中は相変わらず暑いです。 この夏は、2015年7月16日から23日まで「フラワーアートと現代詩」展でした。7月19日は、くろさわギャラリーに詩人たちが集まってステキな朗読会を開く事ができました。ありがとうございました。詩誌『エウメニデス』の発行も終わってようやく一段落しました。「夏の思いで」の写真を順次アップしていきます。お立寄りください。

(注)★写真撮影は、小島きみ子です。

フラワーアート展の始まり。


作品展のテーマ「森の輝き/あるいは森の哀しみ」
第一のテーブルオブジェ













第二のテーブルオブジエ「森の輝き」


テーブルのオブジェ。
ハートのセンニチコウ2つ。


「高原の朗読会」テキスト




7月19日
朗読会の始まり。
「ひとつの息が生まれるとき」フラワーアートの連作。



ひとつの息が生まれるとき    小島きみ子

バラの葉陰では、
静かな蝶の声がする。
あの細い昆虫の脚が、
バレリーナのように、
花びらの上に止まる。
あなたの指の上に、
止まるようにそっと止まる。
ひとつの息が生まれる。
聞き取れないような。
ブルーリボンを結ぶときのような、
繊細な指が、
息と息が、愛について語りあう。

小島きみ子の詩と百瀬雄太さんの歌とのコラボ。
ギター演奏中。




作品「さよなら」を朗読する一色さん。
会場からの「さよなら」の声も混ざって。
佐久の詩人が5番目のさよならを出遅れたようです。








朗読用の衣装に着替えての生野毅さんの朗読。




出演予定ではなかったのですが、会場に2013年の小島とのコラボ作品「薔薇静か」が展示されておりましたので、最後に朗読をしてくださった、広瀬大志さん。


「薔薇静か」のコラボ作品。



フラワーアート最終日の会場の様子。
勅使河原冬美さんとのコラボレーション。
連作「森の輝き・森の哀しみ」
赤松のマツボックリのグラデーションが木のテーブルの上で、
幻想の森へ連れて行ってくれます。


勅使河原冬美さんとのコラボ。
作品1.




オブジェ・シダーローズ連作。




私の手と、「薔薇の埋葬」
レオナルド・ダ・ヴィンチと黒薔薇。
最終日。この日、搬出ギリギリの時間に訪問してくださった、洪水企画の池田康さんにお手伝いしていただいて、搬出の荷造り。新幹線と小海線を乗り継いで到着した池田さんのギャラリー滞在時間は、約30分。小海線小淵沢経由中央線で神奈川県へ帰っていきました。




最終日。
搬出が始っているテーブルです。
真ん中にあるのは、勅使河原冬美さんとのコラボ作品。



高原の花たち。

7月の雨降り花(別名・ホタルブクロ)










センニチコウ・オレンジ




センニチコウ・ピンク


ジニア・レッド


ジニア・ピンク
花に来ている昆虫はだれでしょうか?



マイクロアスター・ブルー


ピンクのユリ

   7月の黒薔薇      

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