2020年3月17日火曜日

20200317 memo「カシ語」


カシ語(Khasi)はオーストロアジア語族に属する言語である。話者は主にインドのメーガーラヤ州に居住するカシ族の人々である。カシ語はモン・クメール語派に属し、同じ東部インドで使われ、オーストロアジア語族に属するムンダ語派とは言語学分類的に遠縁である。アッサム州のカシ人。サンスクリット語で『雲の住みか』という意味。ノカリカイ滝の名は昔滝の上流に住んでいた Khasi(カシ族)の Ka Likai(カ・リカイ)という名の美しい女性の悲しい伝説に由来している。 Khasi Hills(カシ高原)と呼ばれる地域がある。(カシ語とカシ族のこと)

「アッサム州のカシ人のある者は、毎年疫病の悪魔を放逐する。この祭儀は〈バー・ディエン・カラム〉すなわち「杖(dieng)で疫病(khlam)を追い払う(beh)」で、これは満水の月(一月)に行われる。追放日には、男達が早く起きて、屋根を杖で叩き、疫病の悪魔が家から出て行くように叫ぶ。」神成利男訳『金枝篇』(国書刊行会)

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