2016年6月7日火曜日

6月の詩誌と詩集














*総合詩誌『PO』の特集は、「祭り」。山田兼士さんのボードレールの「祭り」三部作。11p。「どこにも救いのない絶望が「憂愁」の源泉である」なるほど、15P.「詩人にとって真の祭りではないだろうか。群集の中に孤独を発見するのと同じ流儀によって、孤独に沈潜しつつ自らの祝祭を発見すること。」それから、PO会員の作品で、44Pに日野友子さんの「祭り」がある。ジェンダーの視線でとらえた「祭り」で、大胆なところもあるし、知的で、ユーモアもあって、とても骨格のしっかりした作品。








山田亮太詩集から
「現代詩ウィキペディアパレード」






八潮れん詩集。装丁の美しさ。


八潮れん詩集から、フランス語訳の1P.











山田亮太詩集
若い人の良い詩集が届きました。紹介したいと思います。実におもしろくて、言語への積極的な挑戦と、勇気を感じた。山田亮太『オバマ・グーグル』(思潮社)タイトル詩は時代批評と思想性に満ちた詩論詩だと思う。「災害対策本部」も良かった。



八潮れん詩集
八潮れん著。オルファ・ベルーマ訳『時砂』(ふらんす堂)|とても美しい装丁です。帯と扉の前がショッキングピンクで、八潮さんの世界へ引きこまれていきます。この詩集は日本語とフランス語の対訳で、このことも言語への積極的な挑戦です。日本語詩も、あとがきに書かれている文章もよかった。翻訳のかたのあとがきもよかった。友情が感じられて。

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